現場REPORT

ON-SITE REPORT
2026/5/29

関西で最もテレビロケに強いヘアメイクの探し方

細川 彩世子「大阪ヘアメイク事務所の代表」

-テレビロケで“失敗しない”ヘアメイクの選び方-

 

【ロケ現場は“対応力”でほぼ決まる】

テレビロケの現場は、スタジオとは全く別物です。
天候、光、移動、時間押し。すべてが常に変化します。

この環境で求められるのは、単純な技術力だけではありません。
その場で判断して、すぐに対応できるかどうか。この“対応力”がすべてです。

たとえば、急な温度変化で汗が吹き出る、風でヘアが崩れる、食べた後の口周りのケア、
こういった状況は日常的に起きます。

ここでもたつくヘアメイクだと、撮影全体が止まります。
逆に、何事もなかったように整え続けられる人は、それだけで信頼されます。

 

【“段取り力”がロケのスピードを左右する】

テレビロケはとにかく時間との勝負です。
スケジュールはタイトですし、巻きや押しも当たり前に発生します。

その中で重要になるのが、“段取り力”です。

次に何が起きるかを予測して準備しているか。
移動中にできることを把握しているか。
最短で整えられる動きをしているか。

この積み重ねで、ロケの進行スピードは大きく変わります。

経験豊富なヘアメイクは、ディレクターが何も言わなくても動きます。
逆に、指示待ちになると、それだけで現場の流れが悪くなります。

 

【出演者対応の質が“番組の空気”を作る】

テレビロケでは、出演者との距離感も非常に重要です。

タレント、俳優、一般の方。それぞれで接し方は変わりますし、
現場の空気を壊さない配慮も必要です。

ここができるヘアメイクは、単なる技術スタッフではなく、“現場を整える存在”になります。

ちょっとした声かけや気遣いで、出演者の表情やコンディションは大きく変わります。
結果として、それが映像のクオリティにも直結します。

逆に、この部分が弱いと、どれだけ技術があっても現場での評価は上がりません。

 

【最終的に選ばれるのは“撮影を止めない人”】

テレビ制作において一番重要なのは、「現場が止まらないこと」です。

どれだけ技術が高くても、進行に影響が出れば評価は下がります。
逆に、目立たなくても現場をスムーズに回せる人は、必ずリピートされます。

ロケに強いヘアメイクは、この点を徹底しています。
準備、対応、連携。すべてが“時間通りのロケのため”に設計されています。

だからこそ、「またお願いしたい」と思われ続けるんです。

 

【まとめ】

関西でテレビロケに強いヘアメイクを探すなら、「技術の高さ」だけで判断するのは不十分です。

見るべきは、「対応力」「段取り力」「出演者ケア」「現場を止めない力」。
この4つです。

ロケ現場では、すべてがリアルタイムで進みます。
その中で“何も問題を起こさないこと”が、最大の価値になります。

この基準で選べば、「どこに頼むべきか分からない」という状態から抜け出し、安心して任せられる体制を作ることができます。

この記事を書いた人
細川 彩世子 PROFILE

大阪を拠点に活動するヘアメイク&スタイリスト事務所 株式会社モア の代表取締役社長。
同社は創業以来、テレビ・メディアを中心に数万本規模の現場に携わり、業界を牽引してきた集団。ヘアメイクの技術だけでなく、出演者のコンディションを整え“最高の状態で本番に送り出す”現場力に定評があり、そのホスピタリティと対応力は制作現場からも厚い信頼を集めている。現在は所属アーティストのマネージャーとして、次世代の育成にも力を注いでいる。

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