幼い頃から興味があったファッションに携わる仕事がしたい!という夢に向かって高校卒業後は上田安子服飾専門学校に入学。専門学生時代に様々な経験を経てスタイリストになることを決意。そして専門学校卒業後、株式会社モアに入社。「一度始めたことは中途半端で投げ出さず、最後まで諦めずにやり遂げる」をモットーに立派なスタイリストになれるよう精一杯頑張ります。
素材の特徴《綿編》【ふぁっしょん録】VOL.64
『素材の違い《綿編》』と題し、綿のメリットとデメリットを詳しくご紹介します✨
【綿(コットン)】

綿とは、綿花(わたの実)からとれる天然の植物繊維のことです!
英語ではCotton(コットン)と呼ばれ、衣類でよく使われている素材です。
〈メリット〉
①肌触りが柔らかい
繊維端が尖っていないため、紡績後に肌に触れてもチクチクしにくい素材です。
肌に直接触れる下着にはピッタリの素材で、敏感肌の方でも心地よく快適に過ごすことができます◎
②吸水性・通気性が高い
吸水性が高く、汗などの水分をすぐに吸い取り、外へ発散してくれます!
夏は蒸れにくく、サラサラとした着心地で快適に過ごせるので、下着やTシャツなどのインナー素材によく使用されています。
また、素材の構造上中心部分が空洞になっているため、風の通り道があり、通気性もよいです✨
③静電気が起きにくい
前回ご紹介した“ポリエステル”などの化学繊維よりも保湿性が高いことで電流を逃がしやすくなり、静電気が起きづらいという特徴があります◎
④耐久性が高い
強度があり、毎日洗濯をしても生地が傷みにくいため、洗濯する頻度が高い下着などにはピッタリの素材です!
耐熱性にも優れ、高温にも対応でにるため、問題なくアイロンがけができるのでシワができても手軽にアイロンができます◎
また、天然繊維の中でも比較的虫に食われにくく、衛生的に長く愛用できるというメリットもあります!!
〈デメリット〉
①縮みやすく、シワになりやすい
洗濯すると縮みやすく、シワになりやすいというデメリットがあります。
洗濯する時に吸った水分で膨張してしまった糸が乾燥によって元の状態に戻ろうとして縮んでしまうことが原因です。
洗濯する時には、脱水後なるべく早く取り出して、縮んでしまった繊維を元の状態になるように引っ張ってよく伸ばすように干すことで縮みやシワを最小限に抑えることができます◎
また、シワになりやすいため特にシャツやブラウスはアイロンが必要です💧
②乾きにくい
吸水性が高い綿は吸った水分を蒸発するのに時間がかかり、比較的乾きにくいというデメリットがあります。
室内などで自然乾燥する場合は、風通しがよく乾きやすい場所に干すのがおすすめです◎
【季節との相性】
春🌸・夏☀️→◎
通気性・吸水性が高いため、汗をかいても蒸れにくく快適です!
秋🍂→⚪︎
朝晩の気温差がある秋のような季節でも、吸湿性があるため蒸れにくく快適です。
冬❄️→△
天然繊維なので保温性はそこまで高くないため、綿だけでは少し寒いです。
今回は綿の素材について詳しくご紹介しました!✨
前回ご紹介した“ポリエステル”と“綿”を比較しながら素材のメリットとデメリットを知り、服を選ぶ時の参考にしてみてください😌✨
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