現場REPORT

ON-SITE REPORT
2021/6/22

自分を分析・診断することで、似合う服を見つける方法

辻本孝子「美は執念です」

前回お伝えしたのは、私たちプロのスタイリストが
初対面の人のでどこを見て、その人の似合う服を考えているのか説明しました。

 

今回はその初見で得た雰囲気を、「MOREスタイル22」の
マトリクス座標に落とし込んで見ていきます。
より自分がどのテイストに属するのかわかってきます。

※座標についての説明はこちら

 

「人は5つの領域に分類することができる」

 

その人の持つ個性を5つの領域に分類します。
領域とはわかりやすくいうと「雰囲気」というものが近いです。

下記の2つの画像を見て下さい。

一つづつ見ていきましょう。

座標を見ながら照らし合わせてください。

【親近感領域】:小柄で可愛い、明るく優しい、親近感のある雰囲気

【洗練感領域】:華奢でスレンダーで物静かでクール、洗練された雰囲気

【力動感領域】:しっかりとしてエネルギッシュで活発、力動感のある雰囲気

【信頼感領域】:ずっしり、むっちりとして真面目で大人っぽく、信頼感のある雰囲気

【自然感領域】:中肉中背、当たり障りなく溶け込む自然感のある雰囲気

 

そのそれぞれの領域には2~3つのテイストが含まれています。

例えば【親近感領域】の人であれば「キュート」「ソフトカジュアル」「クリスポーティー」

この3つのキャラクターのどこになるのかは各それぞれの特徴と照らし合わせて

診断していきますが、今回は領域の範囲で見ていきますね。

 

そして、似合う色もこの座標に当てはめることができます。

 座標の上部は高明度(ペールトーンやパステル)がよく似合います。

 

縦軸に下に行くにつれて低明度(ダークトーン)が似合い 

 

左側は高彩度(ビビットトーンやカラフル)


 

横軸に右側は低彩度(グレイッシュトーンやカラーレス)

 

真ん中はその丁度中間で中明度、中彩度です。

ここまでで服その人の「雰囲気」と「似合う色」がわかります。

この5つの領域からは「似合う服の素材」や「髪質」にも当てはめることができます。

【柄・素材】

座標の上部は柄も小さく、素材も薄くなっています。

反対に縦軸に下部にいくにつれてグラデーションで柄は大きく

素材は分厚いのが似合うのがわかります。

 

 

 

【髪質】

髪質も上部の人は柔らかく、毛量も少ない

猫っ毛のような人が多い傾向にあります。

 

 

いかがでしょうか?

このように感性だけに頼るのではなく、その人の外的要因と内面性を分析することで

似合う「色調・形・柄の大きさ・素材」の傾向がわかります。

 

分析した結果をマトリクスに照らし合わせることで、」キャラクターがわかり

魅力を引き出すことができるのです。

 

もう一度このマトリクスに配置したイラストを見てください。

22種類のテイストに振り分けられ、

色域、素材、が上から下に、左から右にグラデーションに

キャラクターがはっきりしているのがわかりますよ^^

 

個性別イラスト
22パターンのマトリクス

 

さて、あなたはどのテイストでどんなキャラクターに当てはまりますか?

 

次回はこのキャラクターを一つ、細かく説明していきますね。

 

この記事を書いた人
辻本 孝子 PROFILE

モアを創立当初から支え続け、ヘアメイクだけでなく、スタイリスト、フラワー事業、ブライダル事業、眉事業、などをMOREの数々の事業の重要なポジションを歴任。今までの経験を生かし、常に前向きなMOREメンバーと一緒に関西の美容・ファッション業界を大阪から発信し、盛り上げて行くことを使命としている。おしとやかな雰囲気の美魔女スタイリスト。

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