現場REPORT

ON-SITE REPORT
2020/8/10

新型コロナウイルスによるヘアメイクのリスクは…

佐々木のぞみ「アレンジマイスター」

新型コロナウイルスがもうすぐ近くまで来ていて、

誰もが感染していてもおかしくない状況です。

テレビ業界もいつ自分に感染して、もしかしたら既に無症状感染者になっている

かもしれないという危機感を常に持って施術しないといけないと常に思っています。

夏風邪も流行っているこの時期に発熱しただけで、濃厚接触者の疑いで自宅待機…

私たちヘアメイクは演者さんがメイク中はどうしてもマスクできない状況にあり、

感染するリスクがお互いに高まります。

どれだけ自分で万全に予防対策していても、距離が近い分

感染させてしまうリスクも伴います。

私たちが1番恐れている事、それはやはり発熱しただけで担当させて頂いた

演者さんから仕事を奪ってしまうかもしれないというリスク…

考えただけで不安と恐怖に苛まれます…

 

今まで色んなコロナ対策をしてきましたが、

メイク室も今何が起きてもおかしくない状況で私たちが出来る事は

マスクに加えフェイスシールド着用で施術するという事になりました。

 

フェイスシールドは色んなタイプの物があり、個人個人で使い心地も違うため、

なじむのにかなり時間がかかっていますが、感染リスクを少しでも減らすため、

いつまで続くかわからないゴールの見えないコロナウイルスと戦っていかないといけません。

 

今までは時間短縮のため、ヘアとメイク二人で担当させて頂いておりましたが、

感染リスクを減らすために一人担当制になりました。

そして演者さんもメイク後にはフェイスシールド着用となりました。

フェイスシールド着用した男性
辻憲太郎様

これからもどんどん色んなルールが出来ると思います。

迅速な対応で努めて参ります。

この記事を書いた人
佐々木 のぞみ PROFILE

ヘアメイクスクールへ入学。その後スタジオヘアメイクやセットサロンの勤務をし2005年に株式会社モアに入社。今まで培ってきたヘアメイクの技術を現場で実践し、美容室とは少し違う映像制作の一部として映し出される物を美しく映えるようなヘアメイクを心掛けている。人々を魅了するアレンジの達人。

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