現場REPORT

ON-SITE REPORT
2026/4/29

広告案件専用|関西で“高単価でも選ばれる”ヘアメイクの条件とは?

細川 彩世子「大阪ヘアメイク事務所の代表」

ー広告案件で結果を出すためのヘアメイクの選び方ー

 

【実績は“量より質”。どの案件をやってきたかがすべて】

ヘアメイクを選ぶとき、「経験年数」だけを見るのは正直あまり意味がありません。それよりも重要なのは、“どんな広告案件をやってきたか”です。CMなのか、グラフィックなのか、WEB動画なのか。それぞれで求められるスキルは全く違います。高単価の広告案件になればなるほど、ライティングや撮影環境まで理解した上でヘアメイクを組み立てる必要があります。実績の中身を見れば、その事務所がどのレベルの仕事をしてきたかはすぐに分かります。

 

【言われたことをやるだけでは通用しない】

広告の現場では、「指示通りにやる」だけのヘアメイクは正直弱いです。大事なのは、アートディレクターやクライアントが求めていることをどれだけ理解して、先回りして提案できるか。ここができる人・事務所は圧倒的に強いです。さらに言うと、「なぜこのヘアメイクなのか」を説明できること。これができると、現場での信頼度が一気に上がります。

 

【現場は必ず崩れる。そこで差が出る】

撮影って、予定通りに進まないこともあります。時間が押したり、急に方向性が変わったりすることも。そういうときに慌てるのか、柔軟に対応できるのかで評価は大きく変わります。リテイクへのスピード、引き出しの多さ、複数パターンをすぐ出せる対応力。このあたりが強い人は、多少金額が高くても「またお願いしたい」と思われます。

 

【結局は“安定して任せられるか”】

一度うまくいっただけでは意味がありません。どの現場でも安定してクオリティを出せるかどうか。これが一番重要です。個人の技術ももちろん大事ですが、人としての常識面やチームの連携がしっかりしているかで、現場の空気は大きく変わります。制作側としては、「ここに頼めば大丈夫」と思える安心感が何よりも大切だと思います。

 

【まとめ】

関西で広告案件向けのヘアメイクを探すなら、安さで選ぶのはおすすめしません。見るべきは、「どんな広告をやってきたか」「意図を理解して提案できるか」「現場で臨機応変に対応できるか」「安定して任せられるか」。この4つです。
高単価でも選ばれているヘアメイクには、必ず理由があります。その選択が、最終的に広告のクオリティとクライアントの満足度を大きく左右します。

この記事を書いた人
細川 彩世子 PROFILE

大阪を拠点に活動するヘアメイク&スタイリスト事務所 株式会社モア の代表取締役社長。
同社は創業以来、テレビ・メディアを中心に数万本規模の現場に携わり、業界を牽引してきた集団。ヘアメイクの技術だけでなく、出演者のコンディションを整え“最高の状態で本番に送り出す”現場力に定評があり、そのホスピタリティと対応力は制作現場からも厚い信頼を集めている。現在は所属アーティストのマネージャーとして、次世代の育成にも力を注いでいる。

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