上田安子服飾専門学校を卒業後、2019年にMOREへ入社。日々必死に学び・働いて、いつかは仕事はもちろん何より演者さんが過ごしやすい環境を作り出せる一流のスタイリストを目指し、日々邁進中。先読み力はピカイチな体育会系のおしゃれファイター。機転が利き、行動力抜群のスタイリングアシスタント。
広告とは〜興味を持たせるには〜
経済:アート=広告:ファッション
初めまして、MOREスタイリストアシスタントの貴堂春菜と申します!
このブログを通してスタイリストとはどんな職業であるべきか、私自身がスタイリストとして知っておくべき能力や知識を学ぶとともに発信してゆきたいと思っております。
本日のテーマは、広告とは何か ということです。
私ことではありますが、私がスタイリストを夢見て、なぜ広告というメディアを目指すのかについて端的に言ってしまうと
一つの絵で(ファッションで)人に何らかの影響を与えたい。そう思ったからです。
そんな夢を現実にしてくれるものそれが広告です。
目指すからには広告とは何かそれをまず知る必要があります。
広告とは、「世間に広く知らせること」であり、とりわけ商品やサービスなどに関する情報を世間の多くの人に知らせ・興味を抱かせ・購入その他の行動を促す、そのために行われる情報伝達もしくは情報伝達の媒体や伝達内容のことである。
上記Weblios参照
では広告スタイリストを志すスタイリストに必要な力、能力は何でしょうか。
*1、多くの人に興味を抱かせる
*2、購入、その他の行動を促す
*3、上記を満たしたスタイリングを提案する
この三つに尽きるんです。
では、今日は*1、多くの人に興味を抱かせる広告とはどういったものがあるかについて。
私が実際に最近興味を持った広告について挙げてみていきましょう。
(画像は小樽堺町通り商店街公式ホームページより)
こちらの小樽堺町通り商店街のポスターをご存じでしょうか。
コロナの影響で活気のなくなってしまった町の街おこしPRポスターです。
私がこのポスターを知ったきっかけはTwitterです。
シンプルに言うとバズっていたんです。9.2万リツイート、21.4万いいねがついていました。
ではこの広告について分析とともに解説をしていきたいと思います。
まず初めにいっておくと、この広告はファッションとしての切り口ではなく、一広告としての目線でお話しいたします。
こちらの広告皆さんは初めて見られたときどう思いましたか?
私はこの小さな文字をついつい読んでしまいました。
正直写真が特別凝っているわけでもなく、お洋服がとってもおしゃれなわけでもない。
なにか最先端の技術が取り入れられているわけでもないのに何故か隅々まで読んでしまいました。
それが*1の多くの人に興味を抱かせるということなんです。
初めはただのポスターか、そう思ったはずが一番大きく入っている文字はきっと皆さん読むはずです。
この大きく入った文字の意外性に、ん?と思った方いらっしゃるのではないでしょうか。
その、ん?という疑問や違和感、意外性こそが興味を抱かせるということです。
自分が想像していたものと違ったときその意外性に人は引き付けられるんです。
例えばあなたは、今さっき流れていたCMの服の色を覚えていますか?
どこかで見たことのあるようなものや、興味をそそらないものって人の脳にはほとんど残らないんです。
それぐらい人って見ていたつもりでも何も見えていないことが多いんです。
話を戻すと、大きく入った文字に疑問や違和感を感じた人は興味を持って左下の文字を読む。そのように何かに意識が向いて行動する、そうすると人の脳に記憶としてのこりやすくなるんです。
これらの無意識の行動が*1、多くの人に興味を抱かせることとなるんです。
~まとめ~
この小樽堺商店街通りのポスターを例として挙げてみましたが、広告に必要な力の*1、多くの人に興味を抱かせること、にまず必要なこととは、
意外性や、違和感、疑問を相手に持たせる。
ということなんですね。
以上のことから私もスタイリストを目指すにあたって、どのようなことが新しいのか過去の広告もっと学ぶ必要がありますね、今日からもっと興味や疑問、違和感を逃さずチェックして発信していこうと思います!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
また次の記事でお会いしましょう!!
ファッションで何かを伝えられるスタイリストになるまで…!