現場REPORT

ON-SITE REPORT
2025/1/18

真冬のアウター選び❄️

大亀美貴「働く女性の鏡」

本格的な寒さがやってきた今、毎日の服装選びにも悩まれていると思います。

そこで通勤通学で暖かく機能的に過ごす為に重要なのは、アウター選びではないでしょうか。
外出の際、快適に過ごす為に今回はアウターの素材についてご紹介したいと思います

知っているようで意外に知らない素材のメリット、デメリットで、ご自身にあったアウター選びの参考にしていただければと思います^_^

ではでは…
寒い季節に欲しくなるのはやっぱり〝綿入りのジャケット〟ですよね!
綿入りのジャケットの中身には
「ダウン・フェザー・中綿」
といった種類があり、それぞれの素材には特徴があります。
一つずつご紹介していきたいと思います。

 

【ダウン】
ダウンジャケットとは、ガチョウやアヒルなど、水鳥の羽毛を使用したアウターです。ダウンとは、水鳥の羽根と羽根の間に生えている丸い球状になった綿毛(ダウンボール)のことです。タンポポの綿毛のような形をしており、羽軸を持たないため軽くて柔らかいという特徴があります。

ダウンには、毛と毛が互いに絡み合わないという特徴があるため、空気を大量に溜め込むことができます。綿毛に大量の空気をため込むことで、ふんわりとかさ高くなり、その空気が断熱保温材となって、高い保温性をもちます
さらに、羽毛は吸放湿性に優れた素材で、衣服内の湿度を調節する機能もあります。

しかし羽毛は水鳥1羽から5~10gほどしか摂取できないといわれているため、非常に貴重で高価だといえます。
またダウンのほとんどの商品は水に濡らすとしぼんでしまうため、自宅で洗濯できない商品が多いです。

 

【フェザー】
フェザーとは、水鳥の翼の部分など体を覆う部分に生えた羽軸を持つ羽根のことです。
フェザーには、スモールフェザーとラージフェザーの2種類があり、スモールフェザーのほうがダウンジャケットとしての品質は高いとされています。
フェザーは通気性が高く、羽軸が湾曲していることから弾力性が高いというメリットがあります。

保温性に優れていますが、ダウンに比べるとやや劣ります。またダウンよりも重いのが特徴です。よってフェザーの含有量が多いアウターは、やや重さが目立ちます。

 

【中綿】
中綿ジャケットとは、ポリエステルやコットンなどの人口繊維で作られた綿を使って作られているアウターです。

中綿は、ダウンやフェザーに比べて水に強く自宅でも洗濯が可能です。防水加工がされている物も多いので、雨や雪などの水に濡れても乾きやすい特徴を持っています。
また、人工的に作られた素材が使われている中綿ジャケットは、比較的リーズナブルな価格で購入することができます。

中綿ジャケットのデメリットは、天然素材のダウンジャケットと比べて保温性が低いことです。またダウンと比べると、全体的に重くなります。

 

以上

軽量で高保温性であれば→ダウン
暖かさとボリュームであれば→フェザー
リーズナブルな価格とお手入れのしやすやであれば→中綿
などなど。

これらの素材のメット、デメリットを知っていただいて、アウター選びのお役に立てれば嬉しいです♪
まだまだアウター中心の寒い季節ですので、ご自身に合ったアウターで、今年一年の年初めも暖かくお過ごしください♡

2025年もどうぞよろしくお願い致します‼︎

 


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この記事を書いた人
大亀 美貴 PROFILE

アパレルメーカーにて3年間勤務し、接客、商品レイアウト、店頭ディスプレーを経験。その後、広告代理店に3年勤務し、多業種への営業とフリーペーパーの表紙スタイリストを担当。2008年、MOREに入社。美しい外見からは想像もつかないほどのバイタリティーとスピード感を持つスタイリストでお客様からの信頼も厚い。

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