現場REPORT

ON-SITE REPORT
2021/11/22

今期人気の”ジェケット”は【トラディショナル】です

辻本孝子「美は執念です」

こんにちは。

こんにちは今日ものぞいていただき

ありがとうございます^^

 

前回のブログでは【ナチュラル】

極端なことをしない、一番無難な服装をご紹介しました。

今回はそんな【ナチュラル】に一番近いテイスト

自然でありながら、格式のある【トラディショナル】

をご紹介します。

 

トラディショナルと聞いて想像するのは

おそらく、

伝統的なスーツスタイルではないでしょうか?

そんなスタイルが抜群に似合う人とはどんな人なのか・・・

 

まず【トラディショナル】の人は一言で言うと

伝統的な古風な人。探偵系

約束や規則を守り、努力家」でしきたりを重んじる

短所で言うと、けんか下手 。

 

【イメージ】

伝承・しきたり・充実した・伝統的・誠実

規則正しく、安定した。保守的なイメージ。

歴史や定評のあるものを好む良識派

見た目は中肉、骨格も中細、鼻に丸みがあり、唇の色が若干濃いめ。

 

【基本服装】

国際ビジネスマンスーツ。アイビー大学の制服。和装もよく似合います。

英国トラッド・アイビー調
国際ビジネスマン風

 

【色調】

伝統色の多いd(ダル)が基本でモカブラウン、キャメル、オリーブ、ミドルブルーもよく似合います。

Dk(ダーク)調。中間色。mGY(ミディアムグレイ)

焦げ茶、深緑。アクセントにs(ストロング)調のワインレッドや黒

ダルトーン
ダークトーン
ストロングトーン

【形】

全体のシルエットはバレルライン(樽型)、リカーバレルライン。

リカーバルライン
樽型

 

【素材】

良質な中厚手の天然素材中密度の起毛性のある素材や木綿資材。厚手でしっかりとした重みと風格のある素材を着こなせます。

ポーラ、ウーステッド、サージ、ギャバジン、カルゼ、ツイード、フラノ、シェトランド、カシミア、シルク、ドスキン。伝統様式の天然皮革や毛皮。

中密度起毛素材

 

ウーステッド生地
ポーラ生地
ギャバジン生地

 

カルぜ生地
ツイード生地

 

フラノ生地 いわゆるネル
シェトランド生地
ドスキン生地

 

【柄】

タータンチェックやアーガイル柄、伝統的な格子柄。大きめの千鳥格子ヘリンボーン柄。紳士服地の織柄である千鳥格子や杉綾織。胸や袖に金糸のヘラルド家紋章柄。

タータンチェック
アーガイル柄

 

格子柄
大きめの千鳥格子

 

杉綾織
大きめのヘリンボーン柄

 

【装飾】

ブレザースーツ風のキチンとした仕立て広襞のボックススカート。ボタンダウンのシャツ。

レジメンタル・ストライプ(左下がりの縞柄)のスカーフやタイ。カフスボタンなど伝統的な小物使い。

上着はテーラード仕立てで形崩れのないもの

カフスボタン
テーラードジャケット

 

【気質の傾向】

過去を振り返る保守系環境変化や人間関係に順応しつつ、状況に合わせて発言や行動を変化させるタイプ。

 

いかがでしたか?前回の【ナチュラル】と色味や生地感も

似ていますが、決定的な違いは伝統的で型崩れなどしない

キチンと感があると言うことです。

実際のファッションで表現すると

こんな感じです。

トラディショナル

 

次回は女性的から男性的に変化する縦軸の

ラスト!【クラシック】をご紹介しますね。

女性的〜男性的に下にいくほど色・柄・形・素材が重くなっていく

過去記事:【ロマンチック】【フェミニン】【ナチュラル】【ダンディ】

 

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この記事を書いた人
辻本 孝子 PROFILE

モアを創立当初から支え続け、ヘアメイクだけでなく、スタイリスト、フラワー事業、ブライダル事業、眉事業、などをMOREの数々の事業の重要なポジションを歴任。今までの経験を生かし、常に前向きなMOREメンバーと一緒に関西の美容・ファッション業界を大阪から発信し、盛り上げて行くことを使命としている。おしとやかな雰囲気の美魔女スタイリスト。

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