現場REPORT

ON-SITE REPORT
2020/6/19

StayHomeで素敵なことに気づくことができました

佐々木のぞみ「アレンジマイスター」

– 緊急事態宣言が解除され、私たちの現場も少しずつ日常が戻りつつあります。-

 

新型コロナウイルスの影響は商業施設だけでなく、

様々な業種でダメージを受けており、テレビ業界もまたその内の1つです。

私たちヘアメイクの仕事は距離がどうしても近くなるので


・出勤をチーム制、出勤日数は半分に

・ソーシャルディスタンス

・頻繁な手指消毒、机や椅子の消毒

・道具の共有を避ける

 

というように、コロナ対策を徹底してきました。

私には小学校と保育園に通う子供がいて、休校休園のため出られる現場が限られていたのですが
今週月曜日から学校開校と共に現場復帰いたしました。

 

テレビ局のメイク室
メイク室

 


やはりまだスタジオに沢山の人は入れないので、

リモート出演される演者さんもいらっしゃいますが

メイク室は今も変わらず、コロナ対策を徹底したまま続行しております。

 

 

スタジオも、緊急事態宣言中よりは徐々に演者さんの人数も増えているのですが

クラスター防止の対策として私たちヘアメイクは本番直前とCM中のみ

スタジオ袖で待機させてもらうように徹底しております。

 

 

  テレビ制作スッタフもテレワークと言う新形態

 

 

この ” StayHome期間色んな企業もテレワークが主流になっており、

ヘアメイクという技術職はテレワークではできませんが

感染予防のためテレビ制作スタッフもテレワークでお仕事をされています。


自宅からリモート出演されている人も沢山見ました。

いつもと違った環境、、それによって気づきがありました。

 

ヘアメイクもですが、衣装・セット・照明・演出

全てのプロ技術の仕事が合わさって1つのテレビ作品を作り

見ている人の気持ちを晴れやかにしているんだということを。

 

 

普段当たり前に日々の作業をこなしていたら

全く気づかない事に気づくことができ

ヘアメイクという誇れる仕事ができている環境を見直し、

感謝できるプラスの事もたくさんあったなぁと、

これからの自信に繋がる日々だったと思います。

 

この記事を書いた人
佐々木 のぞみ PROFILE

ヘアメイクスクールへ入学。その後スタジオヘアメイクやセットサロンの勤務をし2005年に株式会社モアに入社。今まで培ってきたヘアメイクの技術を現場で実践し、美容室とは少し違う映像制作の一部として映し出される物を美しく映えるようなヘアメイクを心掛けている。人々を魅了するアレンジの達人。

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