上田安子服飾専門学校を卒業後、2019年にMOREへ入社。日々必死に学び・働いて、いつかは仕事はもちろん何より演者さんが過ごしやすい環境を作り出せる一流のスタイリストを目指し、日々邁進中。先読み力はピカイチな体育会系のおしゃれファイター。機転が利き、行動力抜群のスタイリングアシスタント。
ピクトグラムとは~SDG’s編~
こんにちは!
モアのスタイリストアシスタント貴堂です。
今回は、アートについての理解を深めていくためにも
よく使用されるピクトグラムについて勉強していきたいと思います。
今回、例に見ていくのは、現在とても関心を持たれているといっても過言ではない、
SDG‘sの17の項目に使用されているピクトグラムについてです。
まず、SDG‘sとは?
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs) の後継として,2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。
*外務省HPより
つまり持続可能な世界(後世の人々の住む地球)を守っていくために地球にも優しく、なおかつ人々が暮らしやすい世界になるよう様々な方面で変化や継続をしていくために具体的に目標を掲げたものです。
さあSDG‘sが分かったところで、次はピクトグラムについてです。
ピクトグラムとは?
ピクトグラム(英語: pictogram)あるいはピクトグラフ(英語: pictograph)とは、一般に「絵文字」「絵単語」などと呼ばれ、何らかの情報や注意を示すために表示される視覚記号(サイン)の1つである。地と図に明度差のある2色を用いて、表したい概念を単純な図として表現する技法が用いられる。様々なマークが数多く存在する。
*Wikipedia参照
わかりやすい例でいうとトイレの男女マークですね、ほかにも優先座席のマークや非常口のマークなどなら皆さんもなじみがあるかと思います。
このピクトグラフ何がすごいかというとピクトグラム は言葉に頼らず、目で見るだけで案内を可能とすることを目的として作られています。 つまり様々な国の子供から大人まで誰にでもわかりやすいデザインとなっているため、日本語がわからない外国人でも ピクトグラム を見ればそこに何があるか理解でき、様々な言語で表記しなくてもその図一つで伝えることのできるのです。
ここまでお話したらすでにお分かりの方もいらっしゃるかと思いますが
SDG‘は世界的な活動であり、
様々な国の子供から大人まで誰にでもわかりやすいデザインである必要があるということで
このピクトグラムがポスターにしようされているのですね
わかりやすいものでいうと以下の二点が特にわかりやすく
目標5「ジェンダー平等を実現しよう」
男女の性別記号がかさなりイコールになっているいますね、男女に差はなくイコール(平等)関係ということをよく表しています。
目標16「平和と公正をすべての人に」
平和の象徴ともされるハトのマーク、鳩とともにオリーブの枝「平和の象徴」となっているオリーブの枝。
そして公正を図る場でもある裁判所にて使われるガベル(槌)が描かれています。
このようにSDG‘sにもこのようなマークやデザインを使うべく理由(日本語がわからない外国人でも ピクトグラム を見ればそこに何があるか理解でき、様々な言語で表記しなくてもその図一つで伝えることのできるということ)があって使用されているのが
とても勉強になりますよね。
まだまだポスターや、広告にはこのような使われるべくして使われているマークや手法、デザインなどがたくさんあると思うので引き続きたくさん見つけていきたいと思います!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
また次の記事でお会いしましょう!!
ファッションで何かを伝えられるスタイリストになるまで…!