現場REPORT

ON-SITE REPORT
2022/4/9

メンズスーツの基本〈前編〉【ふぁっしょん録】VOL.21

宮 彩花「流されない正統派」

新年度がスタートし、私も4月からスタイリストアシスタント3年目となりました!🌸

新年度もまだまだ知りたいこと・追求したいことを皆様に発信していこうと思っていますのでよろしくお願いします!!😆✨

新年度になり、初めて『スーツ』を着て会社に通われる方や『スーツ』を着て就職活動される方など今までスーツをあまり着なかった方もスーツを着る機会や購入する機会が増える季節かと思います。

ですので、今回は『メンズスーツの基本〈前編〉』についてご紹介します!!✨

まず、スーツをかっこよく着こなすために重要なことは『サイズ』です。サイズの合っていないスーツはだらしない印象を与えてしまいます。
ですので、ジャケット・パンツ・シャツそれぞれのサイズについて詳しくご説明していきます‼️

 

ジャケット——————————–

【肩幅】
肩幅はジャケットを選ぶ際に特に気をつけなければならないポイントの一つです。肩の骨先の真上に袖の縫い目がのっているのが適切なサイズです。後ろから見た時に背中に横じわが入らないように気をつけましょう!

【ウエスト】
ボタンを留めた状態でウエストにこぶしが一つ入るまたはスリムタイプの場合は手のひらが入るくらいのゆとりが適切なサイズです。

【着丈】
着丈は流行により多少変化はございますが、お尻がギリギリ隠れる長さが適切です。

【袖丈】
親指の先から約11cmが適切です。

 

パンツ————————————

【ウエスト】
パンツのウエストは手のひらが入るくらいのゆとりが適切なサイズです。

【わたり】
わたりとは、太ももの付け根・太い部分を平置きして測った横幅を指します。
わたりは1つまみ〜2つまみできるくらいのゆとりが適切です。

【裾丈】

ワンクッションとハーフクッションの参考画像
洋服の青山さん参照

 

◯シングルのワンクッション
シングルとは、裾に折り返しがない仕上げのことです。

ワンクッションとは、靴の甲にあたり、少したるむ長さです。

ビジネスシーンにもフォーマルシーンにもフィットし、重厚な印象を与えることができます。

◯ダブルのハーフクッション

ダブルとは、裾を数センチ折り返した仕上げのことです。折り返す幅は標準で約4cmです。

シングルと比べるとややカジュアルな印象を与えます。

ハーフクッションとは、靴の甲にかかるくらいの長さです。

ハーフクッションもビジネスシーンにもフォーマルシーンにも対応できます。

 

シャツ————————————

【首まわり】
実寸+指1本〜3本または実寸+1.5〜2cmが適切なサイズです。

【肩幅】
実寸ジャストのサイズが適切ですが、好みで1〜2cmは増減可能です。

【腕まわり】
実寸+ゆとり(14〜20cm)が適切です

【ウエスト】
実寸+10〜15cmが適切です。

【袖丈】
袖口のボタンを留めた時にくるぶしの先に袖口にくる長さが適切です。
また、ジャケットの袖口からYシャツが1cm〜1.5cm見える長さが適切なサイズです。
※既製品のYシャツの袖丈が長い場合は袖口の二つのボタンの内側のボタンを留めて袖口を細くするとシャツが手首で止まるのでシャツが落ちてくるのを防ぐことができます!

 

私も今月から男性のスーツのスタイリングをすることになり、男性のスーツについては絶賛勉強中です💦スーツについてあまり詳しく知らない方もこのブログで一緒に学んでいきましょう‼️

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この記事を書いた人
宮 彩花 PROFILE

幼い頃から興味があったファッションに携わる仕事がしたい!という夢に向かって高校卒業後は上田安子服飾専門学校に入学。専門学生時代に様々な経験を経てスタイリストになることを決意。そして専門学校卒業後、株式会社モアに入社。「一度始めたことは中途半端で投げ出さず、最後まで諦めずにやり遂げる」をモットーに立派なスタイリストになれるよう精一杯頑張ります。

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