上田安子服飾専門学校を卒業後、2019年にMOREへ入社。日々必死に学び・働いて、いつかは仕事はもちろん何より演者さんが過ごしやすい環境を作り出せる一流のスタイリストを目指し、日々邁進中。先読み力はピカイチな体育会系のおしゃれファイター。機転が利き、行動力抜群のスタイリングアシスタント。
ターゲットとは〜キャラクターコラボ〜
こんにちは!
モアのスタイリストアシスタント貴堂です。
今回は広告マーケティングにおけるターゲットまた、キャラクターと商品のコラボ効果についてのお話をしたいと思います。
私がターゲット、キャラクターコラボに目を向けたきっかけは幾つかあるのですが、
今回一つ上げますと私情ではありますが実は私、鬼滅の刃の大ファンでして、今回見逃せないコラボを見つけてしまったからなんです、、、!
今、話題のスケートボードブランド
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大人気アニメ
のコラボです!
先日の東京オリンピックの際特に注目を浴びたスポーツといえばスケートボードがみなさん印象に強く残ってるかと思います。
私たちよりひとまわり程若い中高生のメダリストが数名いらっしゃいましたね、
元々スケートボードを趣味で高校生の頃始めたという私情もありとても大興奮しながら録画した試合を見ていました。
そして今ニュースでもよく目にしますよね、スケートボードスクールなどに様々な年代の方々が通われるようになったと。
もともとストリートで始まったスポーツでもあり、あまり街中では滑る場所がなかったり禁止されていたりと世間に広がることが難しかったスポーツにこのように良い注目を向けてくださったのはとても嬉しく思います。
何の話だよと思われた皆さん少しお待ちください、
私が本日お話ししたいのはこちらです。
話題のスポーツx話題のアニメ のコラボ
この今、話題のスケートボードと今話題で九月からアニメの2期もスタートする鬼滅の刃
この2つがコラボをしているんです。
スケートボード界では知らない人はいない、エレメントというブランドとのコラボです。
少し前にスケーターファッションが流行した際、スラッシャーなどと並んでこのロゴマークを見かけた方もいらっしゃるかもしれません。
ELEMENTは1992年のブランド設立当初より、スケートデッキ開発の第一人者であるPaulSchmit(ポール・シュミット)氏とともに、トップライダー達のフィードバッグを受けて、Featherlight、Fiberlight、Highlight、Helium等、常に新しいデッキテクノロジーを世に送り出してきました。
Wikipediaより
そんなブランドとのコラボ、一見ただの便乗じゃないの、そう思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ただの便乗ではスケートボードは売れません。
なぜなら
スケートボードは一個あたり一万円を軽く超えてしまい簡単には購入に踏み出せないからです。
ではなぜエレメントは鬼滅の刃とコラボをしたのでしょうか。
そこには必ずターゲットがいるからです。
確実に買う一定層がいる、または必ずしもコラボ商品を出すことでそれなりの利益や広告効果があるからでしょう。
では今回のターゲットとは一体誰でしょうか。
鬼滅の刃のファン?
スケボーを始めたがっている人?
どちらも間違ってはいませんが、
ただの鬼滅の刃のファンの方がスケボーに興味がないのに一万円以上するスケートボードをみんながみんな購入するでしょうか。
ましてや、デッキ部分(スケートボードの板、絵柄の描いてある部分)はスケボーに乗りどんどん上達し、トリック(技)などの練習などで傷や汚れはもちろん柄が見えなくなってしまうこともザラにあります。
コレクターはもちろん買う方も多数いらっしゃるでしょう。
ではそれ以外に誰が買うのでしょう。
それは先ほどお話ししたオリンピックを見てスケートボードスクールに通うようになった子供たちや、スケートボードを始めさせたいと考えてる親や、子供達ではないでしょうか?
子供たちに大人気の鬼滅の刃、
オリンピック効果により親子で憧れたスケートボード
そのコラボです。
私が鬼滅の刃が好きな子供だったら欲しくなってしまいますし、
私ならスケートボードに興味がない子供だとしても、鬼滅の刃のスケートボードだよ。そう言われてしまえば、スケートボードへの入り口になると思います。
スケートボードを始めさせたい親
鬼滅の刃が大好きな子供
その利害がここで一致するんではないでしょうか。
その証拠と言っては何ですが、
コンプリートと言って買ってすぐに滑れるような状態での販売があります。
コンプリートであれば初心者でも問題なく始めることができますよね。
きっとそんなスケボーを始めるきっかけになればとコラボをしたのではないでしょうか。
実際に売り切れ商品も出ているぐらいです。
ターゲットはあくまでも予想で、もちろん鬼滅の刃のファンでコレクターの方も購入をされた方はもちろんいらっしゃるかとおもいますが、その人達だけのために出したとは言い切れませんよね。
全てこちらは私の考察でありますが、
スケボーを始めたいと思っている親子のきっかけを作るということそれが一つだったのではないでしょうか。
そして、売り切れ商品が出ているぐらいに売れた。
これがコラボ効果だと言えるでしょう。
このように誰が買うのか、誰をターゲットにするかということが広告ではとても大切になってきます。
そのターゲットを確実に見据えた上での
マーケティングになります。
きっとこのエレメントと鬼滅の刃のコラボのターゲットは
鬼滅の刃のファン、コレクターだけでなく、
スケボー初心者、鬼滅に関心の高い親子
が挙げられるのではないでしょうか。
ただ例に漏れて鬼滅の刃のファンでスケートボードをしている私のような人間も欲しくなってしまうような商品なのでターゲットは一概に決められませんが、
このように様々な商品のターゲットを考察し、どのように販売しているかを知ることは広告やマーケティングにおいてのターゲット決めにとても役立つ知識となります。
またこれからも注目のコラボなどがあればどんどん注目し考察してみたいと思います!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
また次の記事でお会いしましょう!!
ファッションで何かを伝えられるスタイリストになるまで…!