現場REPORT

ON-SITE REPORT
2021/6/16

由来とは?〜パラリンピック編〜

貴堂 春菜「全力投球!毎日元旦!」

こんにちは!

モアのスタイリストアシスタント貴堂です。

 

今回は、少し番外編ですが

アートを勉強するにも広告を学ぶ上でも、

何事にもついてくる、そのテーマや意義、

本来の目的などについての理解がとても大切になっています。

 

そこで、そのベースとなる思考、

なぜ〇〇は開催されたんだろう?など

その対象の本来のあるべき意味などを分析し、あらゆる物事への理解を深めていきたいと思います。

 

今回、分析していくのは

まさにあと一カ月と少しで開催予定ですね!

 

日本で1964年開催から実に58年ぶり(元々は57年)に開催されることとなった

パラリンピック­についてです!

なぜオリンピックじゃないだ?とお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、

オリンピックについて学ぶことは多くてもパラリンピックの由来などについて学ぶ機会はあまりないように思い

この度はパラリンピックの本来の意味について学んでいきたいと思います。

 

個人的な話になると、私の祖父母には耳が不自由であったり、盲目であったりと

身近にそう言った、俗に言う

しょうがい者がいた、ということもあり、

このようなパラリンピックには

やっぱり興味が湧いてしまうんですね。

 


では早速

パラリンピックとは一体何なんでしょうか?

パラリンピック(英語: Paralympic Games)は、国際パラリンピック委員会(英語: International Paralympic Committee、略称:IPC(以下IPC))が主催する、身体障害者(肢体不自由(上肢・下肢および欠損、麻痺)、脳性麻痺、視覚障害、知的障害)を対象とした世界最高峰の障害者スポーツの総合競技大会。オリンピックと同じ年に同じ場所で開催される。アテネ大会から夏季オリンピックと共同の開催組織委員会が運営する。

 

 

難しい言葉が多いですね、、

簡単にまとめると、

肢体不自由や視覚しょうがいや、知的しょうがいなどの身体しょうがい者を対象とした

しょうがい者スポーツの総合競技大会 なんですね、

 

他にも同じ障害者スポーツの競技大会ではありますが、

  • デフリンピック(聴覚障害者)や、
  • スペシャルオリンピックス(知的障害者)

といった大会もあり、それらは別の理念と歴史が存在するそうなのでそちらについてはまた後日お話ししたいと思います。

 

また、

パラリンピックとはなぜこのような名前なのでしょうか?

 

  • Wikipediaによると

パラリンピックの語は、元々、パラプレジア(Paraplegia、脊髄損傷等による下半身麻痺者)+オリンピック(Olympic)の造語であったとされる

とのことですが

 

  • 東京都オリンピック・パラリンピック準備局によると

もうひとつの(Parallel)+オリンピック(Olympic)という意味で、「パラリンピック」という公式名称とされた。

 

どちらも由来は違っていますが、

まるで、時代の変化によって

捉え方を変えて言葉の由来を変化していった、そんな風にも捉えられますよね、

 

本来は下半身麻痺者という言葉であったものを他のしょうがい者たちも一緒にできることがわかって、

もう一つのオリンピック、という言葉に変化した。

さすが国際スポーツらしい

変化を受け入れる、そんな姿勢が見られるような気がします。

パラレル、同じスポーツでもまた違った世界や可能性をも見せてくれるオリンピック。

何だかワクワクするような名前ですね。

 

次にパラリンピックの起源を見てみましょう!

パラリンピックの起源は?

1948年7月28日、ロンドンオリンピック開会式と同日に、

イギリスのストーク・マンデビル病院で行われたストーク・マンデビル競技大会とされるそうで、

これは、戦争で負傷した兵士たちのリハビリテーションとして

「手術よりスポーツを」

の理念で始められたものだそうです。

 

そして、そのストーク・マンデビル病院には、第二次世界大戦で脊髄を損傷した軍人のリハビリのための専門科があり

そこでドイツから亡命したユダヤ系医師ルートヴィヒ・グットマンの発言より

この日、車椅子使用入院患者男子14人、女子2人によるアーチェリーの競技会が行われた。

この競技会は当初、ストーク・マンデビル病院の入院患者のみの競技大会であったが、毎年開催され続け、

1952年には国際大会となる

第1回国際ストーク・マンデビル競技大会が開催されたそうです。

 

その後、オリンピックの直後に同じ会場、同じ都市に開催を目指して

パラリンピックの知名度などの向上に力を注ぎ、幾度となく開催や中止を繰り返して徐々に世界に広がっていったパラリンピックは

1988年、ソウル大会より、正式名称が「パラリンピック」となりました。また、この年が国際オリンピック委員会(以下IOC)がパラリンピックに直接関わる初めての大会となったそうです。

 

なるほど〜!

なんといっても手術よりもスポーツを、

とっても素敵な言葉ですよね、

必ずしも手術よりもスポーツがいいというわけではないですが、

この戦後の時代、戦ってきた兵士の方々の体の傷だけでなく心の傷をも癒してくれたのがきっとスポーツだったのでしょうか。

 

こういった起源を見ていると、

とても素敵な言葉から、

信念などが少しわかるような気がして、

私自身も少し背中を押されますよね。

 

また、オリンピックと同年同会場で開催するというのはとっても頭がいいなすごいなと純粋に思ってしまいました。

 

そうしていくうちにオリンピック、パラリンピックは二つで一つのようなイメージになっていったんですね。

元々はバラバラの大会であったのが今では不思議なぐらいふたつで一つのイメージがありますよね。

これがマーケティングの素晴らしい代表作なのでしょうか、、、勉強になります、、

 

今回はパラリンピックの簡単な歴史と、名前の由来について紐解いていきましたがいかがだったでしょうか!

 

私自身まだまだパラリンピックについては知らないことが多いのですが、いよいよ開催される東京オリンピック、パラリンピックで様々なスポーツを見て、感じて、人としてもっと成長し学んでいきたいと思います。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました!

また次の記事でお会いしましょう!!

 

ファッションで何かを伝えられるスタイリストになるまで…!

この記事を書いた人
貴堂 春菜 PROFILE

上田安子服飾専門学校を卒業後、2019年にMOREへ入社。日々必死に学び・働いて、いつかは仕事はもちろん何より演者さんが過ごしやすい環境を作り出せる一流のスタイリストを目指し、日々邁進中。先読み力はピカイチな体育会系のおしゃれファイター。機転が利き、行動力抜群のスタイリングアシスタント。

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