現場REPORT

スーツに限らず、お借りしたお洋服は全て、“借りた時の状態に戻す”というのが鉄則で、タグや付属品なども元あった位置にきちんと戻します。
なぜスーツには躾(しつけ)が必ずしてあるのか…
それは縫い目やスーツの形を正しく整える為で、胸や腰のポケットや肩線、ピンホールなど、ショップやブランドによって躾されてある場所は様々です。
それに加え、躾をする糸(躾糸と呼びます)も太さや色、素材など種類が沢山あり、それぞれのショップの躾糸を見極め復元します。
そんな訳で衣装室には躾糸が沢山あります！
写真はごく一部ですが、普通の白糸から生成色の躾糸、シルバーのラメが入った物まであります！！

全ては元の状態に復元し、綺麗な状態でお返しするため。
些細な事ですが、こんな一手間も大事にしています。
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