現場REPORT

ON-SITE REPORT
2024/8/12

動物園改革が進んでいます!

松村芝麻「モアの生き証人」

天王寺動物園でのロケ、ココリコの田中さんとご一緒させて頂きました。

今までも何度かお世話になっていますが、今回のロケはただ動物を見るのではなく、動物達の展示方法に着目した内容でした。

 

主な展示方法・種類として「形態展示」「生態展示」「行動展示」があり、動物の運動能力や行動の特性に焦点を当てた展示方法「行動展示」の取り組みで有名になったのが北海道の『旭山動物園』です。

 

「形態展示」は動物の形を見せることを目的とする昔ながらの展示方法で、動物との距離が近いため、特に小さな子供さんには好評とのこと。

 

今回ロケで訪れた天王寺動物園は「生態展示」に取り組み、日本初の「生息環境展示」を取り入れ、肉食動物と草食動物の『アフリカ・サバンナゾーン』がパノラマ展示されていました。

 

「生息環境展示」とは、動物の生息環境を丸ごと再現し、動物の本来行動を引き出す展示方法を言います。

同じゾーンに草食動物も肉食動物も展示されていますが、檻や柵で分けるのではなく、堀で分けられているので、草食動物と肉食動物が一緒にいるように見えるんです!

それを手掛けられたのが、動物園デザイナーの若生謙ニさん✨

 

『アフリカ・サバンナゾーン』の動物に出会えるまでのストロークは、造園学を取り入れ日本庭園で使われる技法で演出されているため、入り口を入ってからの道はあえて蛇行させてあり道幅もどんどん狭くなっていました。

 

天王寺動物園は、1915年(大正4年)に開園された100年以上の歴史ある動物園ですが…「動物園革命」が進行中です‼︎
子供さんだけでなく、大人もドキドキワクワク楽しめるリニューアルが進んでいます。

まだまだ暑い日が続きそうですが💦
少し落ち着いたら、たまにはゆっくりのんびり動物を観察するのも楽しいかも!
と感じたロケでした。

 

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この記事を書いた人
松村 芝麻 PROFILE

ダウンタウンさんやハイヒールさんを目の当たりにし、子供の頃からずっと見ている吉本新喜劇などお笑い(バラエティ)番組に携われる事に幸せ・喜びを感じ現在に至る。
最近は「流行り」よりも男女を問わず「より若く、より美しく」を目指しメイクを行う。圧倒的な知識と多彩な経験で、後輩スタッフや演者からの信頼が厚い。

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