アパレルメーカーにて3年間勤務し、接客、商品レイアウト、店頭ディスプレーを経験。その後、広告代理店に3年勤務し、多業種への営業とフリーペーパーの表紙スタイリストを担当。2008年、MOREに入社。美しい外見からは想像もつかないほどのバイタリティーとスピード感を持つスタイリストでお客様からの信頼も厚い。
ファッションのSDGsとは?
近年、さまざまな業界がSDGsへの取り組みをしているのを、皆さん目にされると思います。そんな中、ファッション業界でもSDGsを取り入れた「サステナブルファッション」が今、注目されています。
海外の一流ブランドからファストファッションブランドまでが、環境に配慮した素材や再生資材を使った商品を多く販売しています。
では、私たちに出来るファッションのSDGsとは何か⁈をご紹介したいと思います。
「サスティナブルファッション」とは、直訳すると「持続可能なファッション」という意味になります。SDGsの実施を推進する環境省は
「サスティナブルファッション」とは↓
衣服の生産から着用、廃棄に至るプロセスにおいて将来にわたり持続可能であることを目指し、生態系を含む地球環境や関わる人・社会に配慮した取り組みのことを言う。
とあらわしています。
1990年後半からファストファッションが流行した影響により、ファッション業界では大量生産と大量消費というシステムが一般化してきました。
短期間で大量生産をして販売し、消費者は格安でトレンドファッションを手に入れるという仕組みになっていました。その影響で、家庭では衣類のサイクルが短くなり、使われなくなった衣類の多くを可燃ごみとして廃棄されているというのが実状です。
そこで注目されているのが
「3R (スリーアール)」によるSDGsです。
ファッションの3Rとは…
・Reduce(リデュース)
ゴミそのものを減らす。服を買う時に本当に必要な服かどうかを吟味し、長く着れるものを選び、捨てる量を減らす工夫が大切。
・Reuse(リユース)
繰り返し何度も使う。リサイクルショップやフリーマーケットの利用をして、服をもう一度服として利用する。
・Recycle(リサイクル)
資源として再利用する。服をリサイクルして別の製品に作り変えることや、ペットボトルを原材料として服を作るなど、 生まれ変わらせ再利用すること。
この3つの英語の頭文字からつくった3Rを心がけることで、再利用できゴミが減り、環境に優しい社会につながります。
ファッションでもそれぞれが出来るSDGsを、ぜひ参考にして頂けたらと思います。
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