Draw My Life
〜 わたしが社長になったワケ 〜

私は、”運”に恵まれ、”感”を大切に生きてきました。
そんな私の半生をノンフィクションで描いたドローマイライフ。

幼い頃は画家になることが夢だったのですが挫折し、それからは好きなことだけを仕事にして生きてきました。ある日、自分の人生にも終わりがあることに気づき、やはり子どもの時に思い描いていた画家への夢が捨てきれず、残りの人生を賭けてその夢を実現させようと思うようになりました。

私の夢(野望)は、”MORE WORLDの構築”。
大阪の流行をつくる美容師たちを応援し大阪を「美容大国」にする!
韓国の明洞に負けない美容の街にすることです。
「昔、大阪にサヨコってゆうメイクさんがおってMORE(モア)ってゆう会社作って、それが今の大阪の流行の元になってるねんて!知らんけどww」って、後世の大阪人にそう言われたい。
まるで、フェルメールのように没後300年経った現在、発掘され歴史に名を残す画家・・・・みたいな。

24時間、いつでも世界中のコスメが買え、安心して施術を受けられる清潔なサロンが密集し、日本のおもてなし美容や美容医療を体験したい外国人や美しくなりたい人たちが世界中から集まってきて、様々なタイプの美容師たちがそれぞれの持ち場でイキイキと活躍している・・・そんなイメージですw
未来の大阪は私たちのような”ハサミを持たない美容師”も活躍している街になっているはずです。
小さい頃に思い描いていた画家より、もっとスケールを大きく生まれ育った大阪というキャンバスに、自分が思い描く世界を描いていきたいと思っています。

Sayoko Hosokawa
Draw My Life

Vol.1 「私の生い立ち」

「常識は18歳までに身に着けた偏見のコレクション」とアインシュタインが言っている通り、どのように育ったかによって人生は大きく変わります。
わたしの両親は小さなパン屋の経営者。わたしたち4人兄弟には、家事を手伝うことを”仕事”といって、おこづかいを”給料”として与えてくれたんですね。
家訓は「働かざるもの食うべからず」
このような環境で自由に育ったわたしは、子どもの時からずっと働くことは当たり前として過ごしてきました。どうせ働いてお金をもらうなら効率の高い方がよいと思い、子ども心に自らを高く売ることを知っていた気がします。

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Vol.2 「噂の転校生○○○」

「あんた、どっから来たん?」その転校生に声をかけたこの一言が、のちのち、わたしの人生を大きく左右する人間関係に発展するなんて・・・14歳のわたしには想像もできませんでした。
”人との出会いは大切に!”誰にでもこのような可能性を秘めているということです。
時にわたしたちは、出会った瞬間に自分の経験則でその人を”ジャッジ”します。「この人と付き合ってもメリットないわ」とか、「きっと住んでる世界が違いすぎて話が合わなさそう」とか。
付き合いもしないうちからこのような外見だけのイメージで人を判断し、自分から入り口でシャッターを下ろしてしまう。でもこれは、どうしようもない心理学的側面もあるので・・
人脈を広げたい人はあえて「出会う人全員を運命の人だと思って接する」「第一印象が大事!自分も見た目を整える」を実践すると運命が開けていきます。

Draw My Life

Vol.3 「受験で人生初の挫折」

わたしは幼い時から画家になりたかったんですね。もちろん、今もその夢はあきらめてはいませんよ。形を変えて実現に向かっています。
だけど、一筋縄では行きませんw
夢の実現には、途中で道が見えなくなったりと色んな問題に直面します。
わたしの別れた旦那様は元ボクサー。
彼から学んだのは「強いボクサーはパンチ力だけではなく打たれ強さが必要」パンチ力は練習で向上できても、打たれ強さは「慣れ」だそうですw

”最初に受けたパンチが一番痛い!”なので、次からはそれ以下のダメージで済むそうです。

多くの人は、最初の壁にぶち当たったとき、そのダメージで継続をあきらめてしまいます。
「成功とは、達成するまであきらめないこと!」

なので、休憩してもいいじゃないですか。
目的さえ見失わなければ。

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Vol.4「高校落第と卒業」

流れに逆らわず、一旦高校へ行ったわたし。それはそれで、たくさんのやんちゃな友達もでき思春期に重要な”遊び”を学びましたw笑わたしはこの頃からハッキリと”人と違うことをする!”道を歩み始めたんでね。

ほんとマイペースもいいとこですよ。たんたんと、自然起床をし、学校へ立ち寄りw笑アルバイトに行き、遊ぶ!の繰り返し

まだまだ16歳、世間も狭いので他人と自分を比べるなんてこともなかったし両親も呆れていたと思いますwただ、何があってもアルバイトには休まずに行っていたので、そこを評価していたのかも知れませんが聞いてみたことがないのでわかりませんw笑

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Vol.5 「メイクとの出会い」

この頃のわたしは17歳。学校を辞めてしまったわたしは大人達に混じって喫茶店で働きはじめました。まもなく、そこだけでは物足りなくなりアルバイトを掛け持ちするんですが・・・

夜のバイトの時給の高さに子供心に「おいしい!」と思ってしまい、益々働くことが楽しくなってきたんですねwよく、両親にものをねだった時「うちにはそんなお金がない」と言われ早く、自分で稼いだお金で好きなことをしたいと思っていたわたしは、寝る間も惜しんで働きそして、遊んだ時期です。

この頃の睡眠時間は2時間くらいよく、電車の中で立ったまま・・・トイレに入って座ったまま・・・居眠りというより、おちてましたw

ここまで、睡眠時間が短いと数を数えることができないって知ってました?笑(1、2、3、4・・・7くらいで意識なくなりますw)

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Vol.6 「バブル期の夜の蝶」

やりたいことがどれも捨てきれなかった貪欲なわたしは、とにかく大量行動に出るんですね。それでも1日は24時間。

限りある時間の中で自分の目的を達成するには効率化を図り、一番お金が稼げる”ホステス”とメイクやマッサージができる化粧品屋の2つを中心に置くことにしたんですよ。

今思えばその頃は本当に必死!お酒も飲めないわたしが、まさか高給クラブでホステスができるなんて自分でも驚きでした。

先輩ホステスとお客さんの大人の会話に、一瞬たりとも気を抜かず付いて行ったという感じです。

その時は、誰の為かはわからなかったけどお店以外でのお客さんとの付き合いも当然のサービスとして積極的にやってましたwそれが、いわゆる「未来の貯金」そう、その後のわたしの収入を跳ね上げる材料となったわけです。

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Vol.7「夢のまわり道」

”置かれた場所で咲きなさい”ではないですが思いの外、頑張ってしまったわたしはホステスをやめるきっかけを失ってしまったんですね

なんでもそうだと思うけどうまくできるようになると、それそのものが楽しくなりますよね

そして何よりも、ハンパない高収入!!

海水浴には日帰りで沖縄に・・
ちょっとお茶しに行くのは飛行機で東京に・・
週末はシティーホテルに泊まるなんて当たり前
みたいな、バブリーな日常をすごしていたんです。

我ながら、19歳や20歳の小娘に月給200万以上稼がせる世の中ってどうなってるんや?!と思ってましたもん笑

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Vol.8「運命を変えた電話」

わたしにとってホステス時代は本当にいい勉強になったんですねその経験から学んだことは計り知れないと言ってもいいくらいwわたしがこの時、得た一番のものは”自分を売る技術!”ホステスってお酒を売っているのではなく高額で自分を売ってるんですねwシンプルで究極でしょ?笑

同じステージに留まっていられない性格wこのままの勢いで、夜の世界で勝負して銀座でNo.1ホステスに挑戦するのか・・画家やメイクの夢を追いかけるのか・・

どっちにしろ、東京に行かないとダメかなぁと思っていたところに、神様はベストなタイミングで運命を変える出来事を用意して下さいます

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Vol.9「ヘアメイクデビュー」

「できない・・・」

この言葉、わたしには「やりたくない・・」に聞こえます。だって、できないことなんてほとんどないって言うか自分にできない仕事なんて、自分に来ないですからw笑「やったことがないので、できる自信がない」と思う気持ちもわかりますが、

やったことがある事しかしないのであれば、それは現状維持。現状維持は衰退を意味しますよね。新しいのもを取り入れていかなければどんなことでも先細っていきますから。相手はあなたができると思うからこそ依頼をしてくるんです。

迷ったらYES!!”相手の期待に応える”これこそが、大阪人が持っているサービス精神ではないでしょうか?笑

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Vol.10「真剣な遊びヘアメイク」

それまでは「失敗をしてもやり直せばいい」そう思っていたからこそ、躊躇せずなんでもこなせたし「最悪、嫌だったらやめればいい」とも思っていました。ですが、この時期、逃げ場のない”プロフェッショナルな仕事”をすることになるんです。

わたし一人のペースではなく時間厳守の”本番”にたくさんの人が同時に向かう・・チームワームを経験するんですね。そして、”一発本番!”という絶対に失敗できない緊張感のある物事も。息を飲む・・・まさにこれを経験しました。プレッシャーはありますが

緊張もしない仕事には自己成長はありません。「挑戦と達成」仕事が面白いのはこの快感を味わうためですから。

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Vol.11「ブレイクスルー」

今回は、あの伝説の番組

ダウンタウンの「4時ですよ〜だ!」の初日の場面。氷という個体が、溶けて水という液体になる・・個体は忽然と液体になる瞬間がある・・仕事の成功もこのように積み上げてきたものが一気に評価され次のステージに行くことをブレイクスルーといいますが。

わたしはこのようにブレイクスルーをした人をまじかで何人か見てきました。環境・収入・人間関係すべてが急に変わってしまうので本人にとっても周りにとっても戸惑いやジェラシーで複雑な気持ちになってしまいます。

ある意味、成功者はこの「不快領域」にいるんですね。逆に言うとこの不快な領域にまで怖がらずに行ける人が成功するんです。どんなに不快でもデンジャラスでもわたしは成功者の道を選びますよw

なぜなら、その先には”自由”と”富”があるからです笑

Draw My Life

Vol.12「スランプと大恋愛」

気がつけば、1日も休まず仕事に没頭し、この幸せが永遠に続くと思っていたんですね。

だけど運命の舵は大きく切り替わることがある
自分の意思とは関係なく、しかも突然に。

「チャンスはピンチのふりをしてやってくる」

インパクトのある出来事は
感情を揺さぶり、平常心ではいられなくなるw

この事がこの先の人生にどう繋がっていくのか?
・・・想像もつかない・・・

だがしかし!
時間は1秒も後には戻らない!
又、再び与えられた役割に全力で取り組むしか無い!

「人事を尽くして天命を待つ」

他者の評価を受けるとは、
心の底から謙虚でなければならないことを
この時に学びました。

Draw My Life

Vol.13「会社設立とドン底」

何これ!?なんで!?
ちょ、ちょちょちょ、、ちょっと待って!!!
完全に運命の歯車、狂ってるやん(号泣)

どこで何をどう間違えたのか明らかにマイナスに転じているわたし。
どうであれ、自分が原因をつくりだし、その結果を見ているだけですもんね。

20代のわたしにとって、周囲に置き去りにされた孤独感は「死んだほうがマシ」だけどそれもできず、、
ただ黙って自分の愚かな内面と向き合っていました。

この時期わたしは呪文のように「春の来ない冬はない」
そしてそれを「信じるものは救われる」を交互に唱えてましたw

長い冬を耐え、春がおとづれて、雪が溶けて川の流れができたころ、この出来事はわたしを「人の心がわかる人間」に育ててくれてました。

事実は単なる事実。
意味は後でつけていいんです。
なのでもう何も怖くありません!笑

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