現場REPORT

ON-SITE REPORT
2021/5/21

自分の個性を分析しよう!

辻本孝子「美は執念です」

服を決める時に必要なことは

 

今までのブログで書いてきたことを一旦おさらいしておきます。

1、好きな服と似合う服は違う

2、コーディネートとは上下の合わせだけではなく、

シチュエーションを考える

3、TPOは冠婚葬祭だけでなく、「オンタイム」(社会的立場やその場にふさわしい服装)

「オフタイム」(くつろぎを重視して、色を楽しむ服装、自由)がある。

 

5、本当に必要な服の種類(1週間、1ヶ月の行動から何が必要なのか見極める)

6、SNS等で紹介されるファッションが万人に似合うとは限らない。

7、個人の個性ははっきりさせて、内面も考慮して服選びをする。

 

ということを書いてきました。

プロのスタイリストが演者さんの衣裳を選ぶ独自の方法です。

 

これを踏まえて服選びすることで、タレントの個性が発揮されたり

役柄によって衣裳を決める基準になっています。

 

この方法を一般の人も日常の服を選ぶときの指針にすれば

スタイリストに頼んだような服の選び方がある程度できるようになります。

 

自分の個性を客観視する方法

 

 

では自分のどこを見れば個性がわかり、

このMOREスタイル22のどのカテゴリーに属するのか

その見極めポイントをご紹介しますね。

 

まずスタイリストが初見で見ていること

 

1、体型と体質

 

・肩幅が広いか狭いか

・手足の長さ

・顔の頬ぼねが張っているか

・眉丘筋

・手の指の節

・頭の大きさ

 

など統合したらこん感じの5つのゾーンに入ってきます

 

 

難しいのはこんな人です。

 

誰でも太るとこうなりますw

その人が太っていなかったらどんな人なのか見る必要があります。

 

 

2、動向・態度

女性らしいのか男性らしのか、活発なのか大人しいのか

 

 

3、存在感と色彩重量感

どんな色が似合うのか。肌色は?

 

 

この3つのポイントをご自身でも当てはめてみてください。

 

3つがどこかに●が集まりませんか?

 

その辺りがその人の外見的な判断基準になります。

 

 

例えばこんな人がモデルとしてこられたとしたら

このように考えています。

 

1、筋肉質でラインは平面的(脂肪質でないため曲線部分が少ない)骨は中間

2、男性らしくはあるけれど野生を思わすようなアウトドア感までは感じない。

3、明るく健康的な肌色で目立つカラフルな色でも明るさは控えめが似合っている。

ということで表に丸を入れていくとこんな感じ

 

また、丸が一つのエリアに収まらない人もいて、真逆の要素が見える時もあるんですよ。

 

その場合はメインキャラクターとサブキャラクターに分けることでその人独特の個性を引き出すことができます。

わかりやすく言うと、

外見を裏切る内面を持っていると言うこと

(着物が似合うけど喋ると似合わないとかw)

この外見と内面のギャップを無視して服を提案しても本人がしっくりこないと言う原因となってます。

 

 

いかがですか?

次回はこの3つのポイントがどこに位置しているかで

キャラクターを見ていきますね。

この記事を書いた人
辻本 孝子 PROFILE

モアを創立当初から支え続け、ヘアメイクだけでなく、スタイリスト、フラワー事業、ブライダル事業、眉事業、などをMOREの数々の事業の重要なポジションを歴任。今までの経験を生かし、常に前向きなMOREメンバーと一緒に関西の美容・ファッション業界を大阪から発信し、盛り上げて行くことを使命としている。おしとやかな雰囲気の美魔女スタイリスト。

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