現場REPORT

ON-SITE REPORT
2021/9/12

たかが唇、されど唇。

松村芝麻「モアの生き証人」

「リップクリームが手放せない」と言われる男性が時々いらっしゃいます。
最近は美意識の高い男性も増えましたが…
そう言われる男性の方にもリップケアの必要性など、ちゃんとお伝え出来るように整理してみました。

そもそも唇と肌は全く異なる構造をしています。
肌と違って唇には皮脂腺や汗腺がないため、バリア機能がありません。
今はコロナの影響でマスク着用が義務付けられ守られていますが、そうでなければ一日中外気にさらされ、外的刺激をモロに受け、日焼けもするし、シミも出来ます。

唇の厚さは肌の半分しかなく、真皮の下にある血管が透けて見えやすくなっているので、血行が悪いと唇がくすんで見える原因のひとつになってしまいます。

そして、残念なことに…
加齢で血管内皮細胞が消失して血管が減ってしまうと、全体的に赤みが薄くなるとのこと💧

唇が老化するだけで、見た目年齢は約3歳上がるとの調査結果もあるそうなので、潤っていてシワが目立たず、厚みとハリがある理想的な唇をキープ出来るようこまめなお手入れは必要です。

唇の薄さは肌の半分なので肌の生まれ変わる周期(ターンオーバー)は10日〜2週間と短いそうです。
ゴシゴシ擦ったり、舐めるのはよくありません。

簡単に出来るのは、ホットパック。
唇にリップクリームを厚めに塗り、適当な大きさにカットしたラップをのせて、ホットタオルで唇をしばらく温めます。
唇の角質が柔らかくなったらラップをはずして指の腹でくるくるとやさしくマッサージするだけでも血行が良くなり、潤います。

やり過ぎはよくありませんが、リップスクラブや自分で手作りできるゴマージュも有効です。

 

この記事を書いた人
松村 芝麻 PROFILE

ダウンタウンさんやハイヒールさんを目の当たりにし、子供の頃からずっと見ている吉本新喜劇などお笑い(バラエティ)番組に携われる事に幸せ・喜びを感じ現在に至る。
最近は「流行り」よりも男女を問わず「より若く、より美しく」を目指しメイクを行う。圧倒的な知識と多彩な経験で、後輩スタッフや演者からの信頼が厚い。

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